2−3−1 調査概要

平成9年度までの調査結果で、入内断層が北方の平野地下に伏在断層(撓曲)として延長する可能性が考えられた。本調査は、入内断層の北方延長の有無を確認することを目的とし、断層(撓曲)の存在が確認された際に活動履歴を解明できる可能性の高い海岸線付近で行った。また、活動履歴を詳細に検討するため、多数の試料分析を実施した。表2−3−1に調査項目及び目的を示す。