（１）調査概要
浅層反射法弾性波探査は、青森湾西断層の解明及び平成８・９年度の調査結果及び空中写真判読から考えられる入内断層の延長の有無の解明を目的とし、青森市後潟地内及び瀬戸子地内の２測線で実施した。青森市後潟地内では、海岸から約３．０ｋｍに分布する平野の地下構造を把握することを目的とし、３．０ｋｍの測線長で実施した（委員会では段丘の分布が認められない、海岸から２．５ｋｍの範囲の測線で考えられたが、応用地質（株）が地質の把握を目的として測線長を余分に約０．５ｋｍに延長して実施した）。青森市瀬戸子地内では海岸から約２．５ｋｍに分布する平野及び青森湾西断層の地下構造を把握すること目的とし約３．０ｋｍの測線長で実施した。測線位置を図２−２−１４に示す。