浪岡撓曲は、浪岡町高屋敷から杉沢にかけて、丘陵部に幅100mほどの狭い範囲に分布するTm面が東へ向かって撓み下がる撓曲として認められる。浪岡町大釈迦から浪岡市街地にかけての西方の丘陵地のTm面の傾斜はおおむね2.6°(45/1,000)である(後述のT−4測線沿い)。