(3)フィッショントラック法年代測定
フィッショントラック法とは、238Uが自発核分裂をして鉱物やガラスにトラック(損傷)を残す性質を利用した年代測定法である。このトラックの密度が238Uの壊変量を示し、千年前から30億年前程度までの試料が測定可能である。
本調査でのフィッショントラック法年代測定にはジルコンを用い、測定は(株)京都フィッショントラックに依頼した。