・変位基準となる各段丘面について、その形成年代を明らかにする必要がある。
・断層の全体的運動像を示すパラメータ(平均変位速度等)をより精度良く求める必要がある。
・断層の最新活動時期を明らかにする必要がある。三内丸山の遺跡では、3,500〜4,100年前程度の地層に液状化の跡が認められるが、入内断層がこの時期に動いているかどうかを解明する必要がある。
平成9年度の調査は、これらの課題を踏まえて実施した。