・文献による入内断層の位置に、N−S方向に直線状に延び、段丘面と平野を境とする低い崖地形が認められる。崖地形の西側の段丘面が東へ傾斜し撓む こと、崖地形の東側に扇状地を伴わないなどのことから、変位地形の可能性があるが、河川の浸食で生じた地形である可能性もある。
・段丘面がTm面、Vm面、Wf面、Xf面の4面に区分されたが、段丘堆積物及び火山灰などの段丘面の年代に関するデータが得られなかった。