空中写真は、昭和２２年（１９４７年）米軍撮影の縮尺４万分の１及び昭和３７〜４３年（１９６２〜１９６８年）国土地理院撮影の縮尺２万分の１の空中写真を用いた。入内断層及び折爪断層付近の地形判読に使用した空中写真の番号等を、それぞれ表１−２−２及び表１−２−３に示す。

判読にあたっては、沖積面、段丘面などの地形面の区分、断層変位地形、地すべり・崩壊地形等の抽出を行い、この結果を総合して、縮尺１万分の１の断層詳細分布図と縮尺２万５千分の１の地形区分図を作成した。