測定の結果、帯磁率の値(単位:units)は、bP6−1、bP6−2とも、音波探査結果のW面付近を境に急激な変化が見られた。W面より上位、すなわち地層区分におけるa0層〜a4層(海成の砂層:シルト分を含んだ細砂〜中砂を主とし、貝殻を混在する)では相対的に高く、a5層以下の地層の帯磁率は有意に低い傾向が表れている
試料分析の結果は、総合柱状図として図3−28、図3−29に示す。これらの調査により、各層の堆積年代(暦年代)および堆積環境は表3−5のように推定される。
表3−5.各層の年代と堆積環境
図3−28.bP6−1総合柱状図
図3−29.bP6−2総合柱状図