調査の結果、当海域の地質層序(有孔虫化石等により下位からA層、B層・・・最上位のH層まで8層に区分)は、秋田周辺丘陵地域の地質層序と表2−1のように対比されることが明らかになった。また、反射記録から、当海域における断層は図2−1のように推定される一方、陸域の北由利断層は、第四紀後半に活動した証拠は認められず、活断層ではないと評価された。
表2−1.秋田周辺の地質層序対比
図2−1.平成14年度調査位置及び調査により推定された断層