3−2 調査結果

ボーリングコアは、15−1、15−2ともに上部の円礫層と中下部の細粒層(シルト〜砂)から構成される。中下部層内には、材や腐植が多量に含まれ、水平堆積構造が非常に発達している。肉眼では、貝片等の海成層の証拠は認められない。15−1、15−2のおおよその地質構成は以下の通りである。ボーリング柱状図を図3−1−2、ボーリングコア写真を写真3−1−2に示す。なお、詳細柱状図は巻末資料に添付する。

<15−1(子吉川右岸側)>

0〜1.00m;中粒砂(砂丘砂)

1.00〜6.25m;円礫

6.25〜21.00m;砂、腐植混じりシルトの互層

<15−2(子吉川左岸側)>

0〜2.03m;埋土

2.03〜14.62m;円礫

14.62〜30.00m;砂、腐植混じりシルトの互層

写真3−1−2 15−1、15−2ボーリングコア写真

図3−1−2 15−1、15−2柱状図