音波探査は,海域に推定される活断層の位置や変位・変形,地層構成などを明らかにする目的で実施した。
探査は、平成14年度調査で推定された海域の北由利断層(KY−2、KY−2´断層)の確認、連続性および延長(特に北方に位置する秋田市側への延長)などが把握できるよう、測線を計画し、21測線211kmにわたって行なった(表2−1−1、図2−1−1)。
表2−1−1 音波探査測線ごとの調査数量
図2−1−1音波探査測線《RSA894LM測線のうちA−3測線と重複する区間》
音波探査測線は赤線で表示.黒は既存反射法地震探査測線位置を示す.