KY−2断層の北方への延長は,Aで述べたKY−2断層の北西側に位置する沖積層を変位させている断層に連続する可能性がある(本報告書ではKY−3断層とよぶ)。一方、南側延長は子吉川河口付近まで延びる可能性はあるが、それより南には延長しない可能性がある(図2−4−5−1、図2−4−5−2、図2−4−5−3、図2−4−5−4)。
沖積層の分布範囲を図2−4−7、主な活断層の位置を図2−4−8に示す。
表2−4−1 音波探査から推定される活断層の位置と見かけ上下変位量
図2−4−6 音波探査(ブーマー)C測線の解釈断面
C−2測線のカットbR1付近にa層(沖積層)に及ぶ撓曲構造(AK−1断層)が認められる.