2−3 測定記録

探査(ソノプローブ及びブーマーシステム)測定記録は、アナログ断面として直接出力したものであり、本報告書では、生記録を2分の1に縮小し付図として添付した。

ソノプローブとブーマーシステムにより得られた記録を比較すると、前者の記録は所々浅層部で明瞭な反射面は認められるものの、本来解像度が高いはずの浅層部においても、あまり連続性の良い反射面は認められず、地層面の追跡・地質構造の解読は困難であった(図2−3−1図2−3−4)。

なお、それぞれの断面(時間断面)の深度断面へ変換は、周辺海域で実施されている音波探査の既存報告書(海上保安庁)と同じP波速度(約1,500m/sec)を用いた。

図2−3−1  A−2測線ソノプローブ(上)とブーマー記録(下)の比較

図2−3−2  A−3測線ソノプローブ(上)とブーマー記録(下)の比較

図2−3−3  B−2測線ソノプローブ(上)とブーマー記録(下)の比較

図2−3−4  B−3測線ソノプローブ(上)とブーマー記録(下)の比較