(1)高位面群
高位面群は調査地北部の畑谷地区に分布し、さらに2面に区分される。最高位の高位段丘1面(H1面)は標高75〜100mに分布し、全体に開析が進んで起伏に富んでいる。畑谷地区からさらに北方へ、現在の海浜に沿って分布が連続するため、海成面と推察される。高位段丘2面(H2面)は、標高70〜100mに分布し、高位面としては比較的平面性が高い。水沢川付近にのみ分布し扇状地を形成する。