3−2 古地震資料調査
Awata et al.(1985)は、東北日本における活断層の分布を調査し、特に日本海沿岸におけるM7.0以上の震源分布から秋田市北部域に震源の空白域の存在を指摘し、近い将来の地震の発生を予見した。また、粟田(1985)は、「出羽国秋田領高郡合併郡色分目録」に収録されている古絵図等を用いて、八郎潟北東岸の高差約1.6mの隆起部は1694年能代地震によるものであり、能代衝上断層群の活動によるものとした。なお、「出羽国秋田領高郡合併郡色分目録」に収録されている古絵図の当該箇所は巻末資料集1に示す。
表3−1−2−1 参考文献リスト(1)
表3−1−2−2参考文献リスト(2)
表3−1−2−3参考文献リスト(3)