以上から、能代断層調査の最終目的は地域地震防災計画策定のため地震危険度調査及び地震防災対策に関する基礎的資料を得ることを目的とする。
調査初年度の本調査は、文献調査、地形地質調査および浅層反射法による地震探査を実施し、断層の位置と変位形態・活動履歴の概要を明らかにすることによって、来年度の調査計画を立案するとともに地震危険度調査及び地震防災対策に関する基礎的資料を得ることを目的とした。