3−7−7 想定地震規模

上記の単位変位量(D:3.0〜4.0m)に対して想定される地震規模は、松田(1975)による経験式

『 logD=0.6M−0.4 』

を適用すると、M=7.5〜7.7と試算される。したがって能代断層はM7.5クラスの地震を発生させる可能性がある。

なお地震規模は断層長からも試算されるが、南北延長が水域に没する能代断層では必ずしも有効でない。