(2)隆起側における単位隆起量の見積り
1694年能代地震の隆起域と指摘されているA3面の隆起量は、微地形調査から最大1.0mと見積もった。ボーリング調査結果からA3面には耕作土・腐植土を含め15〜20cmの被覆層が上載する。したがって旧汀線の上昇量は概ね0.8〜1.0m程度とみておく必要がある。