米代川周辺の測線のうち、米代川南岸付近の3測線の解釈は、浅内沼〜八郎潟測線の北方延長に位置する測線SY3を基準に、坑井「能代GS−1」等周辺の坑井データを参照して、層準T(E層基底)とG層基底を追跡解釈した。
* 測線SY3では、層準Tは、測線の南端で約0.55秒、北端で約0.65秒であり緩やかな南傾斜である。
* 測線SY3では、G層の基底は、ほぼ平坦である。
* 測線SY2では、測線の西端付近(CDP260〜190)は、層準TとG層基底ともにやや急な西傾斜である。CDP190〜150付近はほぼ平坦あるいはごく緩やかな西傾斜である。CDP100から東では、急な西傾斜である。
* 測線SY1では、測線の西端付近(CDP389〜300)は、層準TとG層基底ともにやや急な西傾斜である。CDP300〜250付近はほぼ平坦あるいはごく緩やかな西傾斜である。CDP250から東では、急な西傾斜である。