本県においては、所在する43活断層のうち「横手盆地東縁断層帯」、「能代断層」及び「北由利断層群」の3活断層が調査対象に指定され、このうち「横手盆地東縁断層帯」については平成9年度から10年度の2箇年間で調査が実施された。
そして、「能代断層」については平成12年度から13年度の2箇年で調査が実施された。本報告書は「能代断層」の平成13年度の調査経緯及び結果を述べ、さらに2箇年にわたる調査で判明した「能代断層」の活動性を総合的に解析・評価したものである。
最後に、本調査に当たり御指導・御助言を頂いた「秋田県地域活断層調査委員会」の委員各位、並びに調査にご協力をいただいた能代市、八竜町及び山本町の皆様方に厚くお礼を申し上げます。
平成14年 3月
秋田県 生活環境文化部 消防防災課