(1)オリジナル波形

図3−24には,発震点5・55・105・155の,各オリジナルデータ波形例を示す。本測線は,市街地に設けられており,横断する道路の中には受振器を設置できない場所があり(例えば受振点86〜89)欠測となっている。

観測作業は,通行車両等のノイズの小さい夜間に行われたが,やむをえず混入する車両や機械ノイズによる影響が見られる。しかしながら,いずれの記録にも往復走時300msec程度までに反射波を認めることができる。