この断層においては、瀬戸市東山路区と瀬戸市東白坂町の2地区を候補地点として抽出した。
@瀬戸市東山路地区 断層位置は地形的に比較的明瞭であり、矢田川累層と花崗岩の地質境界断層となっており、断層を地下で捕まえやすい。
A瀬戸市東白坂町 すでにトレンチが行われており、断層位置が測量により正確にわかっている。しかし、ボーリングで花崗岩内の断層を捉えるため、その位置の特定が難しい。
委員会のメンバーによる現地視察を踏まえ、下記の理由によりAの瀬戸市東白坂地区が選定された。
選定理由
・確実に地表で活断層位置がわかっていること。
・東山路地区は、地表での断層位置を決定することが難しいこと。