2−7−3 地形からみた変位量

段丘面から断層の変位量の推定を行った。推定にあたっては、地形改変が進んでいる地域については、1948年〜1949年の空中写真を縮尺1/2500に図化し、埋谷面図及び地形断面図を作成して検討した。

埋谷面図は図化した地形図より、100mの谷埋め図として作成した。地形断面図は埋谷面図から代表的な断面を選定して作成し、段丘面の変位量を推定するための基本とした。

以下、各断層毎に推定結果を示す(表7−3−1参照)。