(1)大高−大府断層

本断層は、丘陵部、段丘面及び沖積面の境界付近を幾条にも派生しながらほぼ南北に分布する。埋谷面図に示したように、所々で段丘面及び沖積面の地形に変位を与えている。したがって、ここではそれらの地形的な変位量から断層の変位量を推定した。推定にあたっては断層全体の変位量を推定するため、各地形面の全体の勾配を考慮して断層変位量を

推定した。

表7−3−1−1 地形断面からの変位量推定結果一覧

@〜Gは、図7−3−1、図7−3−2参照