(1)地形・地質調査

地質構造から推定される平井撓曲及び半田池撓曲周辺には、段丘面が発達せず、いずれも明瞭なリニアメントは認められない。

半田池撓曲周辺の尾根上に分布している加木屋層は、半田池撓曲によって傾動しているため、最近50万年間に変位しているといえる。平井撓曲の周辺の加木屋層は浸食されて欠如しているため、加木屋層堆積以後の傾動については不明確である。