高浜bPは、碧海層が厚く分布しており、深度18.2〜19.3mに第1礫層、深度37.1〜39.4mに第2礫層が確認される。
それに対し高浜bQは、深度15.1mまで碧海層(中位段丘堆積物)が分布している。高浜bQのボーリングの深度41.7〜46.0mには、明瞭な特徴を有する大谷火山灰が確認できた。この火山灰は東浦町では大高−大府撓曲の西側の背斜軸に沿って地表に露出しており、ボーリングbQの西側に背斜軸が分布する可能性が高い。